8の字とびが飛べないあなたへ

                                                    ８の字跳びの需要が非常に多いようなので、ここについての情報を優先的にお伝えする。<br />８の字跳びの１０の基本技術は以下の通り。<br />①声をそろえる（低く地面を這うような声はNG。高く張りのある声で。）<br />②列を詰める（くっつくぐらい。というよりくっつく。）<br />③真っ直ぐ並ぶ（②と関連。縄にスムーズに入れる。特に列の後ろの方に影響。）<br />④入り口から出口まで一直線に抜ける（意外とできない。コーンを置く練習法が有効。）<br />⑤縄の真ん中まで移動してからとぶ（苦手な子は大抵手前でとんでいる。）<br />⑥片足ジャンプ（できない子には無理させない。素早く抜けられる。）<br />⑦とんだ後は列を詰めるまでダッシュ<br />⑧手は胸に（小さくなって縄に当たりにくくなる＆ジャンプしやすくなる効果あり。）<br />⑨列の先頭と最後には得意な子

⑩回し手を育てる（重要。以前アップした１月の記事を参照。）

基本的に全て「周りの人を楽にさせるために」という技術である。
勘違いしやすいのは、「いつもひっかかる子ども」に目がいってしまうこと。
実はその前の人達や、回し手に原因があることが多い。
例をあげると、前の方が②「列を詰める」ができていないせいで、後ろの人が⑤「縄の真ん中まで移動」をやる余裕がない、という事態。
高速の渋滞と一緒で、後ろの人ほど、前がさぼった分のしわ寄せがくる仕組みである。
また、縄に入れない子、苦手な子をどうするかは
・前後を得意な子ではさむ（おすすめ。後ろの人が軽く背中を押してあげる。）
・苦手な子達を後ろの方でまとめ、回し手が途中からテンポを遅く回してあげる。
などなど色々ある。
目的は「よりよい学級作り」なので、苦手な子をどう指導するかは最重要課題。
一番苦しくて、一番楽しいところでもある。