職業訓練の面接試験
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職業訓練の面接試験
都道府県、実施機関、訓練コース等により違いがあり、一概には言えませんが、面接試験時に質問される文言と注意事項をまとめてみました。
ポイント
- 面接試験は、職業訓練を受講することで、『訓練修了後にキチンと就職することが出来る人または出来そうな人』かどうかが一番のポイントです。
- 受け入れる側としては、訓練修了後の就職率も大切で、就職率が低いとなると、講座の効果が低いということになってしまい、評価が下がり、実施機関や訓練コースの必要性を問われてしまうためです。
- あまりにも評価が低い実施機関や訓練コースは、翌年度から消え去る運命を辿ります。
面接試験時質問されるのは。。。
☆志望動機(訓練校に入ろうとした理由)
★離職後何をやっていたか?
☆離職後何社くらい応募・面接をしたのか?
★職業訓練校は、通常の学校とは違い、受講が目的でないことは知っているのか?
☆学んだ知識を今後どう生かしたいのか?
★今後どういった職業に就きたいのか?
☆既に希望職種は決まっているのか?
★就職する地域は考えているのか?(市内・県内・県外・どこでも など)
☆雇用形態にこだわりはあるのか?(正社員・契約社員・パート・アルバイト・派遣 など)
★なぜこのコースを選択したのか?
☆コース内容は知っているのか?
★受講することでどういった知識やスキルを身に付けられるか知っているのか?(資格 など)
☆受講することで知識やスキルは身に付けられるが、資格試験等の受験が目的でないことは知っているのか?(資格試験等の受験は本人次第で、受験料は自腹)
☆このコースを受講する上で何かやっている(いた)ことはあるか?
★受講中の就職活動はどうするのか?
☆受講中に就職先が決まった場合どうするのか?(やめるのか/やめないのか)
★受講中の生活費は大丈夫なのか?
☆受講費は無料ではあるが、教材費等がかかるため大丈夫なのか?
★通所の交通手段はどういった形になるのか?(徒歩・自転車・自動車・バス・電車 など)
ヒント
- 面接時間は、面接官2人で20分程度です。
ポイント
- 『すぐにでも働きたい』が、スキルアップをしっかりとしてからチャレンジするといったことを伝える。
『長く働きたい』ということや、『家でも学んで早くスキルアップをする』ということを伝える。 - 前職については、『後ろ向きの理由で辞めた』ということは絶対に言わない。
私服の方も多いですが、できれば『ビシッとスーツ姿』で身だしなみもキチンと!
よって、訓練期間中まじめに通い、積極的な就職活動をし、しっかりと長く働いてくれそうな人だと思われることが一番です。
ここから先は『運』です。
ですので、言いたいことのポイントを押さえていれば問題ないと思います。
受講意欲や熱意と就職したいということを伝えることが大事です。
希望する企業なり職種には、『このコースでの資格または知識が応募する上で不可欠である』といった事を答えれば大丈夫かと思います。
注意
- 就職率はパンフレット等に記載ありますが、受講コースの職種に就職出来たかは疑問です。
受講コースと全然関係ない職種に就職したとしても、そのコース受講修了者の就職率としてカウントされます。
ですので、当てになりません。
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<li>公共職業訓練を受講する基本メリット</li>
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